糖尿病内科|高根公団駅|内科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・小児科|遠藤医院

〒274-0814 千葉県船橋市新高根2-15-11
TEL047-463-9555
ヘッダー画像

糖尿病内科

糖尿病内科|高根公団駅|内科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・小児科|遠藤医院

糖尿病内科について

糖尿病内科

糖尿病という言葉自体、皆様もよく聞くようになったと思います。このページでは主に2型糖尿病についてご説明します。

健診などで、「血糖値が高め」と言われたことはありませんか。
糖尿病自体、早い段階だと自覚症状が出にくい病気です。そのため、健診などで早く発見することが重要となってきます。

生活習慣病の1つとされている糖尿病ですが、遺伝的要素や生活習慣と密接に関わっております。自分の両親が糖尿病であった、暴飲暴食を若い頃から続けている方は要注意です。

では、そもそも血糖値が高いことの何がいけないのでしょうか。
血糖値が高い状態が続くと、血管そのものが傷つき、動脈硬化の原因となっていきます。これらは高血圧や脂質異常症と同じ状態です。 神経自体も傷付けるため、よく障害される臓器としては「眼、腎臓、神経」の3つと言われております。もちろん、長らく放置をすれば脳梗塞や心筋梗塞といった大病につながることもあります。

「なんだか最近眼が霞むようになってきたな」
「尿がやけに泡立つようになった」
「足先の感覚が鈍くなっている気がする」

といった症状が糖尿病によって出てきているときは、かなり進んでいる状態かもしれません。
このようになってからでは治療が難しくなることもあります。そのため、早期発見が重要です。

健診や自分の症状で少しでも心配になった際は受診をおすすめします。
当院では専任の糖尿病療養スタッフをそろえており、インスリンやGLP-1製剤といった注射製剤の導入も安心して行えます。

糖尿病の主な症状

このような症状やお悩みがある方はご相談ください。

  • のどが渇き、水分を多く摂るようになった
  • 尿の回数や量が増えた
  • 最近、疲れやすい
  • 体重が減少してきた
  • 油っこいものや味の濃いものをよく食べる
  • 血糖値が高め
  • 家族や血縁者に糖尿病の人がいて自分も心配

気になる症状がある方や、健康診断などで高血糖や尿糖を指摘された方は早めの受診をお勧めします。

糖尿病の合併症

上でも述べた通り、「眼、腎臓、神経」が主に障害されていくことが多いです。
そのため、糖尿病と診断を受けたら、眼科(目医者さん)にも通うことが重要となってきます。
眼のかすみなどの症状の前に、小さな血管が傷つき始めるため、症状が出現する前から眼科での検査が必要となります。
腎臓については、基本的には糖尿病のコントロールをしっかり行うことが腎機能の維持につながります。ここで大切なのは“維持”という点です。一度腎臓は悪くなってしまうと、中々回復という形はとれません。糖尿病はいまだに透析理由の1位となっており、いかに糖尿病の治療が将来の透析を回避するために大事かわかると思います。症状が出ないものを治療することは、生活での実感が湧きにくいものだとは思いますが、未来の大病を予防するために非常に重要なポイントです。
神経についてもお腹の調子の悪い感じや手先のしびれといった、日常生活における“不快”な点を増やしてしまうことに繋がります。“なんだかすっきりしない感じ”というような状態をスッキリさせる方法も現状はあまりないため、やはり進行を食い止めることが最重要と言えるでしょう。

当院の糖尿病内科の特徴

糖尿病の治療は日々移り変わっており、私共も最新の治療を勉強しております。
昨年までは最初に使う薬が、次の年には変わっていることも多々あります。そのため、皆様も治療の変更をお伝えすることが多いかもしれないですが、何卒ご理解いただければ幸いです。

当院では

  • GLP-1製剤、インスリンを始めとした注射製剤の導入・管理
  • 内服薬
  • 栄養指導
  • CGM(持続血糖測定)を用いた血糖管理(自費診療含む)

を行っております。

糖尿病では合併症の発症・進行を予防するための血糖コントロールが基本となり、食事療法、運動療法、薬物療法の3つが基本となっています。

食事療法

糖尿病において食事療法は治療の根幹となります。炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素をバランスよく摂ることや、ビタミン、ミネラルなどを欠かさず摂取することが大切です。どんなに良い薬が開発されても、私生活が乱れていては元も子もないです。日常生活を正すことで糖尿病も改善します。これらでも改善の限度がある時に薬物療法が始まります。当院では、栄養士による糖尿病患者の食事指導を行っております。希望される方には生活の食事内容をフィードバックすることで、より治療につなげる取り組みを行っております。

運動療法

運動で体内に余分に溜まったエネルギーを消費することで体内の代謝が活性化し、血糖値が下がります。具体的な運動方法としてはウォーキングや自転車、スイミング、ジョギングなどの有酸素運動を1回20~40分、週に3回実施します。そんなの大変でできないという方は、まずはウォーキングだけでも結構です。週2~3回だけでも外を歩くということをしてみましょう。

薬物療法

2~3ヶ月ほど食事療法と運動療法を続けても、血糖のコントロールが上手くできない場合には薬物療法を検討します。血糖降下薬を用いる内服療法と、インスリンやGLP-1製剤などの自己注射療法の二つがあります。一昔前までは「注射といえば、もう末期の人だ」という考えもよく聞きましたが、今ではGLP-1製剤の様々な効果が期待され、治療早期に内服薬と一緒に使うこともあります。インスリンに関しても、糖尿病を初めて指摘された方で、あまりにも血糖値が悪い場合は、一時的に導入をして、その後内服のみに移行するというやり方もあります。
内服薬にも様々な種類があり、一言では説明し辛いですが、例えば腎臓を守る効果が強い薬、心臓の負担を軽減し守る効果が強い薬などあります。そのため、個々人の持っている病気に合わせて使い分けをする必要があるのです。中には体重を減らす作用の薬もあり、どうしても自分の努力と運動だけでは減らすのが限界の人にも手助けできるようなものもあります。
注射製剤の導入についても、専属のスタッフがおり、希望があれば見守りの下で手技(打ち方)を覚えられるので心配はいりません。

糖尿病教室(準備中)

糖尿病や合併症の予防・治療には、患者様やご家族に糖尿病について知っていただき、前向きに取り組んでいただくことがとても大切です。
当院では色々なテーマで、医師、看護師、管理栄養士による糖尿病教室を開催しています。ぜひ教室に参加して糖尿病について学び、日常生活を見直してみましょう。
少人数制ですので、日々の療養で疑問に感じたことや普段の診療で聞けなかったこともご質問いただけます。お気軽にお越しください。

TOP