糖尿病という言葉自体、皆様もよく聞くようになったと思います。このページでは主に2型糖尿病についてご説明します。
健診などで、「血糖値が高め」と言われたことはありませんか。
糖尿病自体、早い段階だと自覚症状が出にくい病気です。そのため、健診などで早く発見することが重要となってきます。
生活習慣病の1つとされている糖尿病ですが、遺伝的要素や生活習慣と密接に関わっております。自分の両親が糖尿病であった、暴飲暴食を若い頃から続けている方は要注意です。
では、そもそも血糖値が高いことの何がいけないのでしょうか。
血糖値が高い状態が続くと、血管そのものが傷つき、動脈硬化の原因となっていきます。これらは高血圧や脂質異常症と同じ状態です。 神経自体も傷付けるため、よく障害される臓器としては「眼、腎臓、神経」の3つと言われております。もちろん、長らく放置をすれば脳梗塞や心筋梗塞といった大病につながることもあります。
「なんだか最近眼が霞むようになってきたな」
「尿がやけに泡立つようになった」
「足先の感覚が鈍くなっている気がする」
といった症状が糖尿病によって出てきているときは、かなり進んでいる状態かもしれません。
このようになってからでは治療が難しくなることもあります。そのため、早期発見が重要です。
健診や自分の症状で少しでも心配になった際は受診をおすすめします。
当院では専任の糖尿病療養スタッフをそろえており、インスリンやGLP-1製剤といった注射製剤の導入も安心して行えます。