当院ではかかりつけ医の役割として、4つのコンセプトを大事にしております。
予防医療
誰しも病気にかかることは嫌なことであり、負担にもなるでしょう。また、仕事や家事など日常生活に追われてしまうと、どうしても体のことが二の次になってしまうこともあるかもしれません。
病気というものは全てに症状が出てくるわけではありません。高血圧や脂質異常などは自覚症状がないことも多く、早期がんなどについても症状がないことがほとんどです。
それらを早期発見し、未来の大病を予防するためのものとして健康診査やがん検診が挙げられます。日頃、自分の健康チェックがおろそかになっている人ほど有意義なものともいえるでしょう。
また、ワクチンも予防医療の一つであり感染症のうつる可能性を減らしたり、かかったとしても症状を軽減することが可能なものもあります。
病気がないからこそ、自分の健康チェックや予防を心がけてみてはいかがでしょうか。
- 各種ワクチン接種(インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン、肺炎ワクチン、帯状疱疹ワクチンなど
- 各種健康診断(市健診、がん検診、内視鏡検診など)
- 健康相談(健診やドックの結果などについてご相談をお受けします。)
- 人間ドック(準備中)
- 禁煙外来(準備中)
初期治療
「お腹が急に痛くなった、どこにいけばいいんだろう?」
「朝から熱が出て体調が悪い。検査できるところはどこかな?」
「症状はあるけど、大きな病院がいいのか近所のクリニックがいいのかわからない。」
体調が悪くなったときにどこにいけばいいのか、そもそもどこへ相談していいのかわからないことはありませんか?
発熱、胸痛、腹痛など急な症状に対応出来るように、各種検査(抗原定性検査、迅速採血検査、レントゲン、腹部超音波、心電図など)をそろえています。
万が一、重症なものや、より精密な検査が必要となった場合は迅速に他院への紹介を行いますので、まず困ったときの窓口としていただければ幸いです。
また、常に2名の医師体制とすることで、通常診療と並行して初期治療に当たることができ、皆様の待ち時間をなるべく少なくするよう工夫しております。
新しい診療所では、発熱患者の待合室、診察室を通常の外来と完全分離する予定です。
慢性疾患管理
「最初は大きな病院で見てもらっていたけど、症状が安定してきた。」
「通うのが大変になってきたから近いところがいい。」
病院には各役割があります。大きな病院は急性疾患の治療や専門性が高い治療を行うことが多く、クリニックでは症状が落ち着いた慢性疾患を継続的にみていくことが求められております。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などの生活習慣病や、脳卒中後や心筋梗塞後など、慢性疾患をかかえた患者様の適切な通院管理を行います。
糖尿病療養指導士や栄養士による指導も提供いたします。
専門性が高い病気についても、大きな病院と連携することで、定期的処方は当院で行い、必要時の検査や病気の評価は大きな病院で数ヶ月おきに行うという選択肢もあります。
様々な医院や病院から薬が処方されており、一つの場所に処方をまとめられないかなどの相談もお受けします。
医療連携
当院は、船橋市立医療センター、千葉徳洲会病院、船橋二和病院など、近隣の基幹病院と連携した医療提供を心掛けています。
当院で対応出来ない患者様に対しては、連携病院にご紹介しております。逆に脳卒中や心筋梗塞などの疾患で、急性期が過ぎたのち引き続き治療管理が必要な方を当院でフォロー、あるいは基幹病院と併診の形をとる場合もあります。
これらは予防医療、初期治療、慢性疾患の管理において全てに通じるものであります。スムーズな連携を行い、皆様の健康及び疾患の最適な医療を提供できるように心がけております。