呼吸器内科|高根公団駅|内科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・小児科|遠藤医院

〒274-0814 千葉県船橋市新高根2-15-11
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呼吸器内科

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呼吸器内科について

呼吸器内科

呼吸器内科とは一般的に“肺”に関連しています。
細菌やウイルスなどによる肺炎、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD 通称:たばこ肺)、肺がん、睡眠時無呼吸症候群などが挙げられます。
禁煙したいと思っている方へ、禁煙治療も行えます。

皆様が日頃想像しやすいものは“肺炎”や“喘息”かもしれません。
また、風邪をひいたあとに長く残る“頑固な咳”などもあります。
肺炎は最初の気づきが大事ですし、喘息は日々の内服や吸入薬による丁寧なコントロールが必要です。

肺と少し距離が遠く感じるかもしれませんが、“いびき”や“日中の眠気”もこちらに相談してみてもいいかもしれません。寝ている間に呼吸をする通り道(気道)が狭くなって、睡眠を障害している可能性があります。

咳が出る、痰が止まらない、いびきが酷いなどなんでもご相談ください。

呼吸器の症状と疾患

呼吸器の病気に関して専門的な診療を行っております。
このような症状やお悩みがある方はご相談ください。

  • 咳が止まらない、長引く
  • 痰が絡む、切れない
  • 息切れしやすい
  • かぜをひきやすい、治りにくい
  • 咳で目覚めることがある
  • 呼吸の問題で眠れない
  • 喘息と言われたことがある
  • アレルギー体質で不安
  • 花粉症で悩んでいる
  • 喫煙者、過去に喫煙経験があり肺の病気が心配

当院の呼吸器内科の特徴

当院では、

  • 胸部X線(レントゲン)
  • 呼吸機能検査(スパイロメトリー)
  • 簡易PSG(準備中)
  • 在宅酸素療法(HOT)
  • 持続陽圧酸素療法(CPAP)

に対応しております。

肺のレントゲン写真から、喘息、たばこ肺の診断に役立つ呼吸機能検査を日々の診療に使っております。
また、たばこ肺や間質性肺炎などで日頃から酸素療法が必要になってしまった方、睡眠時無呼吸症候群の治療としてCPAPを使っている方についても当院では対応しておりますので、導入は他院で行ったけれど、日々の管理は近くの病院で行いたいと思っている方は是非相談ください。

呼吸器の主な病気

気管支喘息

「小さい時から咳をしやすい」「咳をしたときにヒューヒューすることがある」
気管支喘息は一般的に「喘息」と呼ばれています。気道(口や鼻から肺につながる空気の通り道)に慢性的な炎症が生じ、様々な刺激に敏感になり、発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。このため喘鳴(のどがゼーゼー鳴ること)や咳・痰が出て息苦しくなります。夜間や早朝に発作が出やすいという特徴があり、時に呼吸困難を起こし、命にかかわることもあります。原因としてはチリダニやハウスダスト、ペットの毛、カビなどのアレルギーによることが多いとされていますが、原因物質が特定できないこともあります。発作が起きていない普段の状態から、服薬などの継続したケアが必要になります。喘息は発作が出ていない時の日々の治療が重要です。苦しくなった時だけ薬や吸入薬を使用するとは効果が発揮できないことが多いです。発作が落ち着いている時からの治療を心がけましょう。

肺炎

「熱が出て咳が続く」「汚い痰が続いている」
肺炎と一言で表しても実際は、細菌、ウイルスなど様々な要因が挙げられます。細菌性肺炎は、肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌などの細菌が原因で起こり、湿った咳とともに、黄色や緑色を帯びた痰が出ることがあります。ウイルス性肺炎はインフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、水痘ウイルスなどのウイルスが原因で起こり、一般的なかぜの症状に続き、激しい咳や高熱、倦怠感などの症状が現れる特徴があります。非定型肺炎はマイコプラズマやクラミジアなど、細菌とウイルスの中間的な性質を持つ微生物が原因で起こり、乾いた咳が長く続くことが多いという特徴があります。当院ではレントゲンでいち早く肺の状態を確認できる他に、喀痰検査という肺炎の原因菌(微生物)を特定することも心がけています。しっかりと原因を特定できなければ、抗生物質もただの焼け石に水状態になってしまうからです。きちんと肺炎の原因を推測し、最適な治療を行うことが重要です。咳が続いて熱がでるいわゆる肺炎といっても様々種類があります。自己判断せずに、しっかりと医療機関を受診し診断しましょう。

感染後咳嗽(風邪ひいた後に長続きする咳)

「風邪は治ったのだけど咳だけ長引く」「乾いた咳が続く」
風邪を引いた後に咳が長引く経験をされた方は多いと思います。一般的には感染後咳嗽と言われ、長い時には1~2ヶ月の間続くこともあります。感染後咳嗽は風邪を引いた時の咳のし過ぎにより気道そのものが過敏になってしまい、風邪が治ったあとも過敏性だけが残り咳をしやすくなっている状態と言われております。治療法としては、咳止め(鎮咳薬)や漢方を使用することが多く、場合によっては吸入薬を使用し抑える方もいます。しかし、いずれの場合も薬を始めた瞬間から咳をゼロにすることは難しく、徐々におさまっていくという印象も持ちましょう。薬もすぐ効かないから止めるのではなく、継続して内服することが改善への一歩となります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

「長らくたばこ吸っていた」「年取ってから息苦しくなってきた」
慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、慢性気管支炎や肺気腫などの病気の総称です。主な原因はタバコや加齢といわれています。気管支の炎症や肺の弾性の低下が起こり、呼吸をするときに酸素を失った空気が肺に残ることによって、酸素の多い新鮮な空気を吸い込むことができず息苦しいといった症状が長期にわたり続きます。歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や、慢性の咳や痰が特徴的な症状です。進行すると呼吸困難を起こし、日常生活に支障をきたします。重症化すると呼吸不全や全身に障害が現れたりすることもあります。
早期に診断を受けて治療を開始すれば、呼吸機能の低下を食い止められ、健康な人と変わらない生活を続けることができます。少しでも軽症のうちに発見して治療をはじめることが重要といえます。

肺がん

「がん検診で肺に影があると言われた」「血の痰が出続けている」
肺がんの原因として最も重要なのが喫煙です。「1日の喫煙本数×喫煙年数」の数値が大きいほど、肺がんになる危険性が高くなるといわれています。また、早期肺がんの段階ではほぼ症状はなく、「血の痰が出てきた」や「咳がずっと止まらない」など症状がでてきた肺がんであった場合、かなり進行していることがあります。そのために、がん検診では症状の有無に関わらず肺のレントゲン写真をとることで早期発見に努めているのです。がんの多くは、初期には発生部位にとどまっていることが多いといえますが、次第に周囲のリンパ節に転移したり、肺内の別の部位、骨、肝臓、脳、副腎などに遠隔転移を起こしたりします。肺がんが疑わしい場合は早期の治療が望まれます。見つけた場合は早急に専門病院へご紹介させていただきますのでご安心ください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

「いびきが酷いとよく言われる」「日中、異常に眠くなることがある」 睡眠時無呼吸症候群は、大きないびきとともに睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や呼吸が弱くなる「低呼吸」が、1時間に5回以上繰り返される状態をいいます。睡眠中に低酸素状態となり、それが毎晩、年単位で起きれば、心臓・血管系の病気や多くの生活習慣病と関連してきます。高血圧症、冠動脈疾患や脳卒中の発症にも関係するとされています。 また、この状態が繰り返し続くと熟睡できず、睡眠不足の状態になります。そのため日中の強い眠気や倦怠感、起床時の頭重感などが現れ日常生活に支障をきたすこともあります。 できるだけ早く治療を始めることをお勧めします。 当院では、簡易的なキットを用いることで夜間の無呼吸の回数を調べることが可能です。無呼吸の回数によって、すぐに治療を開始する場合、または、専門機関に一度入院精査が必要な場合がございます。精密検査が必要な場合はすぐに専門機関をご紹介しますのでご安心ください。

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